大連は中国では海の幸の街として知られていますが、その大連で予約がとりにくく、とても繁盛している海鮮の飲食店に行って来ました。「海味当家」というお店です。
「海味当家」
中国の海鮮料理店は店頭で魚や貝、海老を選んで、それを調理してもらいます。
シャコをなべの上の網に乗せて、そのまま蒸気を利用して蒸します。
カニもこの通り、しっかり蒸されています。
貝もこの通り、ぱっくり口を開けています。
魚も蒸し焼きでヘルシーです。
蒸し時間を設定するモニタです。だいたいは蒸し時間2~3分でした。カニは12分でした。
↓野菜を蒸して、下の雑炊に投入する流れです。
この蒸し器が特徴的です。多分、市販されてなくて、作らないといけないと思います。
この蒸気口から蒸気が出て、蒸す仕組みです。
中国の海鮮料理店は店頭で魚や貝、海老を選んで、それを調理してもらいます。このお店もそうなんですが、違うのは海鮮の「蒸し料理」専門で、皿にそのまま、あるいはぶつ切りにしてお客様に渡します(焼肉屋みたいです)。そして、お客様自身で蒸して食べるので、セルフに近く、人件費が抑えられる仕組みでした。
でも、注目はそこではなく、なんと、蒸し料理の底鍋に「雑炊」がセットされていて、蒸し料理のうまみを水分として蒸すんです。これが斬新で、調理方法が理にかなっていて、新しいなと思いました。味も美味しかったし、これ、口コミやSNSで広がってるんだと思いました。こういう食べさせ方をするお店って、日本にあるんですかね?
下の動画を見ると分かると思いますが、釜が特殊なんです。
釜の底から蒸気が出る仕組みになってます。
ただ、逆に、焼き用の鉄板などはなく、「蒸し」に特化しているのが素晴らしいです。
私の住んでいる福井県も、海の幸で有名な三国港や越前海岸、敦賀港があります。芦原温泉もあります。海の幸が豊かな福井に、こんなお店があれば、きっとはやるんじゃないかな~と、勝手に思っています。
大連の蒸し料理専門店「海味当家」のご紹介でした(^^;;;
蒸し料理の底鍋の「雑炊」が出来る様子