「目的」と「手段」
私は、あわら市の商工会青年部に属しています。
商工会は、基本的に自営業者が集まる会で、青年部は自営業の後継者が集まる会になります。
商工会青年部には2つの基本方針があります。
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【基本方針1】
私達はまず青年経営者です。地域を担う経営者となるべく
自己の資質の向上に努め、幅広い知識を学び日々成長します。
強靭な経営体質を作り、自社の発展が地域活性化に寄与する
という社会的使命感を持ちます。
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【基本方針2】
私達は地域の一員です。商工会青年部の諸先輩方が長年に
わたって築き上げた伝統と実績を基に、これからも時代に合う
地域振興を模索し、あわら市のさらなる発展に貢献します。
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活動方針として「自己研鑚」と「地域貢献」の2つが挙げられます。
この「自己研鑚」について、自己研鑚を「目的」ととらえるか「手段」ととらえるかが大事なところで、私は
自己研鑚=手段
ととらえています。
自己研鑚を「目的」としてとらえてしまうと、自己研鑚をすることをゴールにしてしまいます。
経営者にとって自己研鑚は強靭な経営体質を作るための「手段」でありツールです。
会社をきちんと経営するという「目的」のために、商工会や各種団体活動を
通して自己研鑚するということを認識しておくことが大事です。