仕事の取り組み方は、おおよそ4つに分類される。
1.平均仕事量100の中、150の仕事に取り組み、100以上の成果を出せる人
2.平均仕事量100の中、150の仕事に取り組み、成果が90の人
3.平均仕事量100の中、100の仕事に取り組み、成果が90の人
4.平均仕事量100の中、100の仕事に取り組み、90以下の成果しか出せない人
1はもちろん優秀な人。でもこんな人はなかなかいない。
4はもちろんダメな人。このタイプの人は。。。結構多い。
問題は2と3をどう評価するか。
2は、150の90=60%の成果。
勤務態度は気ぜわしく、常に仕事に一生懸命だが、なかなか成果が出ない。
または仕事で40%のミスをする。
3は、100の90=90%の成果。
勤務態度は悠長だが、ミスは10%なので、ミスはあまり目立たない。
2と3の比較については、いろいろな意見があると思うが、私は2を評価する。
評価の理由は伸び率で考える。
平均仕事量よりも多くこなそうとするタイプの人は成長率が高い。
今は150の90=60%かもしれないが、150の100になる可能性を持つ。
平均仕事量の枠の中で仕事をこなすタイプの人は、自分の限界値を自分で決める。
ミスは小さいが、成長が遅い。
人は成長する上で、限界値を超える必要がある。
限界値を超え続けることで、限界値が上がる。
限界を自分で決めてはいけない。
40%のミスをしたとしても、150の仕事に取り組んでいる人のほうを私は評価します。