現在、中国で自社PB商品の製造を進めている都合上、
為替と向き合うことが多くなっている。
昨年、商品を作った時には1ドル78円程度だった。
ところが、現在は1ドル100円を超えている。
中国への支払いはドルベースなので、昨年のレートで1着10ドル(780円)
だったものは、今は1000円支払わないと生産できない。
この差額220円は、どうしても商品販売価格に転嫁せざるを得ないので
この秋からの輸入商品は、日本全国で値上がりするはずである。
円安は輸出業者には追い風だが、輸入業者には厳しい風だと痛感している。
さて、本題。
で、今回、中国への支払いを
国内銀行→中国口座
ではなく
国内銀行→ニュージーランドの両替商→中国口座
というふうに変更してみた。
国内の銀行の送金レートよりも、ニュージーランドの両替商の送金レートのほうが
1ドルあたり0.7円も安かったから。
500万円を1ドル100円換算で支払うと50000ドル支払い
500万円を1ドル99.3円換算で支払うと49650ドル支払い
350ドル安く送金できる。
送金方法を変えるだけで35000円の差が出た。
すべてPCでネットバンキングで行った。
送金方法を変えるだけで、35000円の差。
35000円の利益を出すのに、パンツ何枚売る必要があるかと考えると
この差は無視できないなと感じた。