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金津ショッピングセンター「エルディ」への思い

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金津ショッピングセンター「エルディ」への思い

金津ショッピングセンター「エルディへの思い」

当社の隣にある旧金津ショッピングセンター「エルディ」が、あわら市に買収され、
現在「金津本陣イコッサ」という文化施設に改修されている。
7月中にオープン予定とのこと。

このエルディというショッピングセンターで、当社は16年間(1985~2001年)
営業していた。

バブル全盛の1980年代、
「これからはショッピングセンター(SC)が店舗運営の主流になる」
という論調が主流で、全国でSCが乱立した。特に福井県はその先鋒で
協同組合形式のSCが各町に出来た。

福井市内では
ベル、ピア、パリオ、
パワーセンターワッセ
新田塚ファミリープラザ

坂井郡では
金津エルディ
芦原ハロータウン
三国イーザ
丸岡ユニー
春江アミ

福井県内を見渡すと
森田モーリ
鯖江アゼリア
武生シピィ
武生エスカ
大野ヴィオ
勝山サンプラザ
松岡ラッキー
清水町メルシー
敦賀ポートピア
三方レピア

福井県内の食品スーパーと衣料品スーパーはこぞってSCに入った。
というか、デベロッパーとなって、SCの中心的存在となった。
当社も1985年に路面店を閉店し、エルディのキーテナントとして
営業を開始した。

しかし、バブルがはじけ、SCの経営環境は急速に悪化した。
エスカレーターを常時回し続けたり、多階層で固定資産税が高かったり
協同組合で事務局を設置しなければいけなかったり、店内全館エアコンで
電気代が高かったりするSCは、基本的に高コスト体質だった。

また、当時のSCは「協同組合方式」で、法的な整備が未熟だった。
SCの運営方法は「みんなで決める方式」で、反対者がいると大事な
ことでも決められなかった。
また、協同組合は黒字の時は文句が出にくいが、赤字になると
「誰がこの赤字を負担するのか?」
でもめた。赤字になったSCは、テナントショップが退店しだした。
特に郡部の小さなSCは退店が顕著で、小さなSCは空き店舗
だらけになった。

金津ショッピングセンター「エルディ」も、バブル崩壊後、赤字化した。
当社もエルディ建設時に、多額の建設協力金を預けた。しかし、資金繰りが
悪化し、破産寸前まで追い込まれた。しかし、なんとか追加融資を受ける
ことが出来、エルディを退店し、エルディ横に路面店を建てた。
私が28歳の時だった。

2001年11月、当社はエルディから撤退した。
多額の借入金が残った。しかし、それでもエルディから撤退した。

2001年12月20日、エルディで食品スーパーを営業していた「だいとら」が
破産した。当社が撤退した2カ月後のことだった。

エルディはその後、残った1社が運営を続けるも、2011年、営業を断念。
あわら市に売却された。

当社のエルディに対する債権もこれにより紙くずになった。

私は家業を継いだ24歳から28歳まで、このエルディで仕事をしていた。
エルディに対しては言葉にできないほど、いろんな思いがある。
それは、私のみならず、エルディに関わったすべての人の心の中にあると思う。

今、この建物が行政の文化施設として生まれ変わろうとしている。
いろんな思いはあるけれど、それでも、町の文化施設として、市民の役に立つ
施設になってくれることを願っている。

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この記事を書いた人

笹原 博之

すててこ株式会社代表取締役社長。下着・靴下・ストッキングのバイヤー歴20年以上。座右の銘は「成長は人生の醍醐味」下着通販サイト加速中。