2017年9月20日に、左肩腱板断裂の縫合手術(修復手術)を受けました。
左肩に5年以上、違和感があり、6月に精密検査を受けたところ、骨と筋肉をつなぐ腱板が切れていまして、「左肩腱板(けんばん)断裂」と診断されました。
(詳細は以前のブログに書きました)
以前のブログ記事を書いたところ、勉強会仲間で水野商品館の水野慎太郎社長も同じ症状だったらしく、水野さんも精密検査を受け、さらに、すぐに縫合手術を受けてしまいました。
なんてせっかちな水野さん。。。で、私のほうがまだ手術していない状態になり、水野さんから
「あれ?まだ手術しないの?」
「あれ?びびってる?」
というようなオーラがびんびん来てたのですが、
大丈夫。
ビビってなんかいません。
例年7~8月は仕事のスケジュールがタイトなので、9月まで手術を遅らせただけです。
大丈夫。
ビビってなんかいません。。。
そう、そして、ついに、その手術の日が来たわけです。
大丈夫。。。
ビビってなんかいませんってばさ(T.T)
ふぅ。。。。
意を決して、福井総合病院にやってきました。
私の手術は4番目で、14時半頃からとのことでした。執刀は、肩の手術で有名な山門浩太郎先生です。山門先生は1日に4人も手術するんですね。さすが大人気の先生(^^)
9時、病室で手術と入院手続きの説明を受けました。
9時半頃、パジャマに着替え、病室で順番を待ちます。
看護師さんが緊張しているであろう私に気を使ってくれて、いろいろと話かけてくれます。とてもありがたかったです。
11時頃、
「それでは、点滴をセットしますね」
右手に点滴をセットされました。
14時頃に、
「それでは手術室にどうぞ」
さぁ、始まります。
点滴を片手でひっぱりながら、歩いて手術室に入りました。手術室は、テレビなどでよく見る感じの部屋でした。
(イメージ写真)
手術台に寝ころびます。
目の前に大きな手術ライトが2つありました。
「では、まず首に注射打ちますからね~」
水野さんから聞いてましたが、まず、局部麻酔用の注射を首に打つそうです。意外に大きいのでびっくりするとのことだったので、あえて注射は見ませんでした。注射針がすっと首に打ち込まれましたが、まったく痛くなかったです。
「麻酔じゃないので、まだ意識は飛びませんから」
山門先生から注釈が入りました。
私は苦笑いです。
すると、助手の方が、私の点滴に麻酔液をセットしました。
「この麻酔が効いてきたら眠りますからね~」
という言葉を最後に、意識が途絶えました。。。
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気が付くと、病室でした。
酸素マスクを付けています。
意識は朦朧としています。
16時過ぎということだけ覚えています。
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次に気がついた時、病室に家族がいました。
息子の一成は、酸素マスクをした私を怪訝そうな顔で見ていました。
ただ、この時間はまだ麻酔が効いているのか、あまり覚えていません。
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20時くらいから、意識が整ってきました。手術した左肩は麻酔が切れてきたのか、ズキズキうずいて痛いです。
看護師さんからは
「痛みが我慢できなかったら、痛み止めの注射しますし、座薬もありますから。」
といわれました。
注射は苦手ではないんですが、、、
座薬には昔から抵抗があります。
座薬って、、、こう、なんていうか、、、
男として敗北感があるっていうか、、、
お尻の穴を相手に委ねることに全面降伏感があるっていうか、、、
精神的な屈辱感があります(^^;;
座薬は丁重にお断りしました。
痛み止めの注射は、我慢できなくなったらお願いしようと思いました。
そんな時、水野さんから
「痛みは今夜がヤマ場ですから」
というLINEが(^^)
一晩くらいの痛みなら何とかなると、心が軽くなりました。
水野さんありがとうございます。
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深夜0時を過ぎても、やはりズキズキうずいて痛いです。
看護師さんが「注射しましょうか?」と気を使ってくれてますが、注射するほどの激烈な痛みでもないので、我慢しました。
深夜2時を過ぎても、やはり痛いです。体を仰向けにすると肩が張って痛いので、ソファーに座っています。眠れません。
深夜4時を過ぎても、眠れない状態でソファーに座っていました。
深夜巡回の看護師さんが心配そうに部屋を見渡すと、、、
机の上に、痛み止めの薬が、、、
看護師さん「あれ?痛み止めの薬、飲んでいないんですか?」
私、痛み止めの薬の存在に気付かず、飲んでませんでした。。。バカですね。。。
薬を飲むと、痛みが和らぎ、3時間ほど眠ることが出来ました。
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2日目から、痛みはだんだん和らいでいきました。
執刀の山門先生から
「肩の手術後は3種類の結果に分かれます。
ぜんぜん痛くない人が3分の1、
ある程度痛い人が3分の1、
めちゃくちゃ痛い人が3分の1です。」
と言われてたので、私は多分、ぜんぜん痛くないグループなんだと思います。
日頃の行いですね。
間違いない。
一方で、水野さんは手術後も、めちゃくちゃ痛かったとのことです。
日頃の行いですね。
間違いない。
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3日目になると、肩を動かすと痛みを感じるくらいで、動かさない状態では痛みを感じなくなりました。
退院することも出来たのですが、ちょうど会社が社員旅行(長島スパーランド)で臨時休業だったので、もう1日入院することにしました。
私が入院中に社員旅行になったのは、私の手術日が1ヶ月前に急に変更になったからです。
けっして社長への嫌がらせではありません(ToT)
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4日目の午前中で退院しました。
肩の装具「BREG SLING SHOT」を付けた状態ですが、動かさなければ痛みはなく、4日ぶりのシャバの空気は新鮮でした。
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以上が、私の左肩腱板断裂の縫合手術の流れでした。
私は人生で初めての手術だったので、正直、かなり緊張しました。ただ、このように、全身麻酔により、手術中はまったく記憶がないです。そして、手術後の痛みも、私の場合は耐えられる程度のものでした。これから腱板手術を受ける方は、ドキドキしているかもしれませんが、怖がらなくてもぜんぜん大丈夫ですから。
このブログが、これから腱板手術を受ける方に、少しでも参考になれば幸いです。
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【追伸】
今回、私と水野さんとで、腱板手術を受けた同志として、新ユニットを結成しました。
CRAZY KEN BANZ(狂った腱板達)
俺の
俺の
俺の話を聞けぇ~♪
音楽性の違いで解散にならないように気をつけます(^^;;