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弱小な小売業者の立場からみる、自社PBのジレンマ

弱小な小売業者の立場からみる、自社PBのジレンマ

社長ブログ

ネット通販をしていて感じること。それは
「メーカーのほうが有利」
ということ。

理由は
「商品のデザイン、生産量、卸価格、継続廃番判断を握っているから。」

我々ネット小売業者は、同一商品でメーカーと競争となると厳しい戦いになる。
もちろん、売ることに関しては小売業者のほうがノウハウがあるので、あながち
負けるわけではないが、上記の理由で1品番ブレイクさせにくい。

だから、理想は
メーカー=製品を供給することに特化
小売業者=製品を販売することに特化
という住み分けが出来ていると、共存体制が出来上がり、WINWINになるのだが
メーカーがネット販売を始めて、競合相手になると関係が微妙になる。

そこで、小売業者はメーカーとの差別化のために自社PB(プライベートブランド)
製造販売に進むわけだが、このPBというのも曲者で、1つの成功の裏には9つの失敗がある。

そもそも「モノづくり」で小売業者がメーカーに勝てるわけがないから
メーカーが生産している商品パッケージの付け替え、ネームの付け替えが主流になる。
こうなると、PBも結局メーカー主導で行わざるを得ない。

かくして、小売業者は競争相手であるメーカーとの差別化のために「モノづくり」という
苦手分野に手を出さないといけない現状がある。

そんなジレンマを感じながら、それでも次の10年を生き残るために、製造の分野のノウハウを習得していきます。

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この記事を書いた人

笹原 博之

すててこ株式会社代表取締役社長。下着・靴下・ストッキングのバイヤー歴20年以上。座右の銘は「成長は人生の醍醐味」下着通販サイト加速中。

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