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実録・夜逃げ屋本舗
これは実話です。まず、登場人物は4人。私・笹原、友人F、後輩M、店長さんです。
人間関係は下の図のとおりです。




さらに、このドキュメンタリーは2人の人間の視点から書かれています。
それぞれの視点から見た「夜逃げ屋本舗」をお楽しみください。


実録・夜逃げ屋本舗

~笹原バージョン~
実録・夜逃げ屋本舗  ~笹原バージョン~


<日曜日>

それは日曜日の夕方の事だった。私は月曜に仕入れをするため、例のごとく下道で大阪に向かっていた。
日曜日であるせいか、それとも夏だからであろうか、敦賀付近のコンビニには夏姿のギャルが多かった。
やはり夏は生足に限る!

そのとき、携帯が鳴った!

表示を見てみると「後輩M」と出ている。試験が終わったから遊んで欲しいのだろうか?
とりあえず電話に出てみた。

「もしもし?」
「あ、笹原さんですか?後輩Mです。」
「試験、残念やったみたいやね」
「もう散々でした」

~中略~

「ところで、笹原さんに相談したいことがあるんですけれど」
「なに?」
「ん~~~~~。電話では言いにくいんですが」
「 ? じゃあ、今晩飲むか?」
「はい。そうしましょう」

そんなこんなで日曜の晩11時過ぎにM君と飲むことになった。

心斎橋で待ち合わせて、以前友人の結婚式3次会で使った居酒屋に行った。
試験が終わったにもかかわらず、M君は浮かない顔をしている。
とりあえずビールで乾杯すると、M君は話し出した。

「実は店長のことで悩んでるんですよ」

店長とは、彼のバイト先の女店長のことで46歳未婚である。彼は現在、このおばちゃんのツバメである。
しばらく彼は友人Fと2人暮らしをしていたが、おばちゃんの洗脳にかかり、半年ばかりこのおばちゃんと
同棲している。当然……。

そして彼は切々と語り出した。しかし長いので、要約すると下の通り。

・この店長との関係がわからなくなったということ。
・司法試験に受かるかどうかの不安でいっぱいだということ。
・就職しようか迷っているということ。

だが、話を聞いているとどうやら悩みの元凶はこの店長らしい。
そこで当然のごとく、

「じゃあ、ツバメやめたら?」

と聞いてみた。そうすると、あいまいな答え。
「彼女が悪い人とは思えない」とか「勉強の環境は整えてくれる」とか言う。そこで

「じゃあ、彼女に恋愛感情を持ってるの?」

と聞くと「いや、全然!」と答える。さらに、

「責任とれんの?」

と聞くと「まさか!」と答える。そこで

「ならやっぱり別れるべきやん」

というと「でも、それすると彼女自殺しかねないし、いろいろしてもらっているのに申し訳がない」と答える。

(あらら、これってなんか洗脳されてるやんけ)

と思いつつ、
「じゃあ、ずっといっしょにいる気かい?」
と聞くと、「……」そこで本音が出てきた。

つまり、逃げ出したいけど逃げる理由が見つからず、しかし、そんな状況に納得もいっておらず、そして
精神八方ふさがりになって私に相談してきたというわけである。
しかも、多分少々洗脳状態になっている(気がする)。

すこしうつろで悲しい目で私に打ち明ける彼を見ていたら、面白く……あ、失礼、助けなければと思い始めた。
もうすでに午前3時を過ぎている。いろいろ聞いた私は話を結論に持って行った。

「いろいろ聞いたが、どうやら元凶はその店長にあるなぁ。だからもう同棲やめなさい。んで、司法試験に
打ちこみたいなら 実家で勉強しなさい」

後輩M「やっぱりそうしたほうがいいですかねぇ?」

「だって、君の悩みはすべて店長に起因するやん。じゃあ店長がいなくなれば悩みは解決するやん」

後輩M「………」

また彼は悩み出した。「明日店長は?」聞いてみると 明日は会社が定休日で、店長は一日中家にいる
とのこと。そこで

「しゃ~ない。じゃあ、明日私が店長に直に話し合って、君を実家に連れて帰ると説得するから、
   そのまま君は実家に帰りなさい」

後輩M「でも、店長は絶対「うん」って言わないですよ。」

「そりゃ、そうやろ。でも、こっちの言い分の方が正論やもん。確かに彼女は君に勉強の環境を
提供しているかもしれないけど、最高の勉強環境は実家だって、店長も分かってるわけやろ。
しかも、受かるためにはもっと勉強しなあかんとも言ってる。そこで私が「Mを実家で勉強させる為に
連れて帰る」って言って「いや、それはダメ」では筋が通らんって。そうなったら
「あんたは要するに後輩Mを手放したくないだけだ!Mの為といいつつ結局は自分のエゴを理論で
丸め込んでるだけだ。」って責めるよ。あとは荷物掻き出して、車に詰めてさようならだ。」

後輩M「………」

後輩M「………分かりました。いや、実は分かってはいたんですが
  誰も言ってくれなくて踏ん切りがつかなかったんですよ。」

そして、彼は実家に帰る決心を固めた。もう午前4時前。
明日、私の仕事後に店長と晩飯を食うことに決め、彼をその同棲マンションまで送っていった。

その後ビジネスホテルに着いたのは明け方4時半だった。
酔っ払いながら風呂に入った。頭の中では明日の「後輩M奪還作戦」のことを いろいろ巡らせていた。
正論はこちらにあるため、戦いやすいのは事実。しかし問題は店長が逆ギレした時のことだった。
家の鍵を開けないという篭城作戦をとられるとつらい。まして刃物でも振り回されたらかなわない。

「さて、どうしたものか?」

と、しばし奪還屋気分(週間少年マガジン参照)に浮かれながら物思いにふけった。外はもう明るかった。



<月曜日>

朝起きるのは死ぬほど辛かったが、そこは社会人。気合で起きて仕事に向かった。
夕方、やっと本町での仕入れを終え、後輩Mに電話した。ワンコールで彼は出た。
しかし、状況は少し変わっていた。店長は本日定休日にもかかわらず店を開け、仕事をしているというのだ。

「すばらしい!自営業の鏡だ!」

と、ちょっと感心したが閉店まで待ってもいられない。かといって店に出向いてそんな話をするのもややこしい。
だが、冷静に考えてみると 要は後輩Mを同棲マンションから引っ越させることが目的であって、 店長と
もめることではない。そう考えると店長がいないほうが物事はすんなり運ぶ。わざわざ蜂の巣をつつかなくてもいい。

そこで私は「奪還屋」から「夜逃げ屋本舗」に変身した。

後輩Mとは6時半に友人Fのマンション前で落ち合うこととなった。
そこにあるコンビニに後輩Mはやってきた。にこにこしながらやってきた。
そのまま同棲マンションに向かった。

「でっけ~~ぇ」

同棲マンションは豪邸だった。オートロックはもちろん、警備員までついていた。エレベーターは15階程度だが
横に広い造り。女も46歳になるとさすがにすごい。

部屋の中に入った。店長は仕事でいない(当たり前か)。
11時過ぎにならないと帰ってこないらしい。
私と後輩Mはさっそく荷造りを始めた。

~作業すること1時間~

後輩Mのほとんどの荷物を私の車に詰めこんだ。ただ、ソファーだけは大きすぎて載らないのであきらめることにした。
それ以外は歯ブラシからタオル・メモまですべて荷造りした。思い出は残さない方がいい。そんな配慮からだった。
彼が使っていた食器は友人夫妻(大学の先輩夫妻)の結婚式の時の引き出物だった。

そして、彼は置手紙を書き出した。こうである。

「店長へ。長い間お世話になりました。これからは一人で生きていこうと思います。店長もお体に気をつけて。
  ps 落ち着いたら連絡します。  後輩M」

後輩Mが使っていた部屋は空っぽになった。

最後に部屋の鍵をポストに入れて、マンションを出た。


晩飯を食ってから高速に乗り、深夜12時過ぎに名古屋に入った。
途中、後輩Mの携帯に店長からの電話がかかりまくったのは言うまでもない。
後輩Mは携帯などほったらかして家路を急いだ。


実家に着いた。
彼の実家は町の電気屋さんだった。
実家からは母と弟が出てきた。母は……やはり似ていた。
間違いなく親子。太鼓判である。そして弟。ロン毛であった。
しかもちょっと細身でまあまあいい男だった。
家族に挨拶しつつ、後輩Mの荷物を運び込んだ。音沙汰のなかった息子が戻ってきたからだろうか?
深夜にもかかわらず 母親はにこにこしていた。

荷物をおろし終えたとき、即席夜逃げ屋本舗の仕事は完了した。

深夜12時半。私は福井に向かった。もうフラフラだった。

仮眠に仮眠を重ねて、福井の実家に着いたのは朝5時半だった。

福井→大阪→名古屋→福井と渡り歩いた私の車の走行距離は800キロを超えていた。


~おしまい~


実録・夜逃げ屋本舗

~友人Fバージョン~
実録・夜逃げ屋本舗:番外編(旅立たれた者...)

~友人Fバージョン~ (著作:友人F氏)



以下に書く文章は、その時の様子を出来るかぎり忠実に思い起こして書いてあります。
よって、何の面白みもないものになっていることを 始めに申し上げておきます。
また、文章中に出てこられる方々の御名前はそのまま許可もなく遣わせてもらっておりますことを御わび申し上げておきます(ネット掲載にあたり匿名化しました)。
つまり、これは、ノンフィクションで実名バンバンでまくりのモノになっており、気分を害された方、ゴメンナサイ。

それでは、心して御覧下さい。


--------------------------------------

その時それは突然やって来た!!

私は夕方のバイトを終え、帰宅し、ちょうど背中からリュックを下ろし、部屋着に着替えようとしたその時だった。

”ピンポン・ピンポン・ピンポン~。”

インターホンのベルが激烈に連打された。
いったいだれやねん。と思い、画面を覗いたとき この身に降りかかろうとしていることが何だかすぐに解った。

この日、私のバイト先は久しぶりにお客さんが多く、 忙しく働き、終わってからあまりの暑さに耐え兼ね、すぐに電車に乗らず、地下街から外に出て風にあたって缶コーヒーを飲みながら涼んでいると、突然、携帯が鳴りだした。
見ると後輩M君からだ、前日、Pさん(先輩)と二人でコンパ?に行く前に ちらっと彼に会ったときの何か話がしたそうな彼の顔を思い出した。
多分、今後、共同で借りているこの部屋をどうするかとか、そういった話がしたいのだろうと思い電話に出ると

後輩M君:
「Fさん、僕、今、田舎に帰っているところです。(店長さんの)部屋の中の荷物も全部引き払って出てきました。もし、店長から連絡があっても、何も聞いてないし、何も知らないと言い通して下さい。特に、僕の実家の住所や、電話番号は絶対に教えないで下さい。」

私:
「なんやねんそれ、いったいどういうこと? 何がどないなってんの? とにかく詳しい話を聞かせて、あと30分で部屋に帰るから、それくらいにもう一回電話してきて!」

という会話をすませて、帰ってきたところだったのだ。
そう、そのインターホンの画面に出てきた人物とは、まさしく店長さんだった。

後輩M君との詳しい会話のやり取りも出来ないまま、いきなりヘビーな状態だ。
何せ、画面に映った店長さんの状態は、目が逝ってしまっていて、 かなり錯乱した状態にしか見えなかったのだ。
それに何故だか鼻息も荒い。

それもそうだろう。自分の飼っていた若いツバメが突然部屋を空っぽにして居なくなってしまったのだから、錯乱してもしょうがない。
これを僕が落ち着かせるの~???(悲)と思いつつ部屋を出た。


店長:
「Mちゃんがいなくなったの!Mちゃんがいなくなったの!Fさん知らない? 何か聞いてない?」

私:
「えっ!なんのことですか? どうかしたんですか? 何も聞いてないですけど。」

店長:
「嘘!!絶対知ってるはず。Mちゃんが部屋の荷物を持っていなくなったんだから。どこへ行ったの? しらばっくれずに教えなさい。」

それはそ~やろうな~。私は何らかのことを知っていて当然だし。
ここにしか聞きに来るとこないわけだし。

店長:
「嘘をつかずに早く本当のことをいいなさい。でないとこのまま何も解らないなら、これから警察に行って捜索願を出してくるから。」

帰ってきて部屋に電気がつくのを見計らったようにインターホンを鳴らし、全く私を休ませる間もなく、矢継ぎ早に、M君のことをまくし立てるように聞き込んでくる、この攻撃が素晴らしい。
おまけに僕に説教でもするかのような口調になっているし。変な形で、半ば脅してるし。

店長:
「あの子、テストの直前から様子がおかしかったの。真剣に勉強した結果、ヤッと、試験の難しさが解ったみたいで、M君;”試験を今年は受けたくない、受けたくない。”と言っていたの。それを、Fさんが、”いいから受けろ”って受けさせたでしょう。テストを受けたあと、Mちゃんはこれからどうするか悩んで、ふさぎ込んでいたの。でも、私も忙しくて昨日はMちゃんを放っておいたの。それに昨日は、どこかでお酒を飲んでかなり遅くに帰ってきたの。Fさん、いっしょに飲みに行ってたんじゃないの?」

私:
「いや~。昨日は確かに飲みに行ってましたけど、彼とは行っていません。昨日、彼とは会いましたが、チョット顔を合わした程度でPさん(先輩)が貸してたお金を回収してすぐに、待ち合わせの時間に遅れそうだからと言って別れました。M君と言葉を交わしたのは、「Fさん、僕、勉強を続けますから」という一言だけでしたけど。」

店長:
「本当にそうなの?じゃ~、イッタイ、誰と飲みにいっていたんだろう?あの子、思い詰めると何をしでかすか解らないから、Fさんが何も言ってくれないなら今から警察に行きます。じゃないと、心配で、心配で。あの子、思い詰めて”自殺する”かもしれないから。」

しかし、こんなことで簡単に後輩M君のことを話すわけには行かない私は、知らぬぞんぜぬをとおし続けた。
しばらくこのての会話に終始したあと、突然

店長:
「そうだ、昨日一緒に飲みに行っていたのはN君(Mの親友)だ。Fさん、N君の電話番号を教えて。私が電話をかけて直接聞くから。」

う~ん、やっと、私が何にも知らないと思ってくれたのか、それとも私では埒が明かないと思い、違うところから攻撃しようとしてるのか、それにしても、またえっらい人物の名前が挙がってきたものだ。

私:
「え~、後輩Nですか?でも、後輩Nの連絡先知らないんです。」

店長:
「そんなことはない。Fさん、名簿を持っているじゃない。」

あっちゃ~。変なこと思い出してんな~。
そうきますか。

私:
「それは教えるわけにはいきません。いくらなんでも、サークル以外の人間に個人のプライバシーにかかわる情報を、本人の許可なくお教えすることは出来ません。」

今度は、N君の電話番号を”教えろ”、”教えない”のやりとりにしばらくなった。
そしてどんどん時間は経過していった。

この日、私はMロウさん(先輩)の「人材派遣で派遣社員として働くことを考えている」という話を受け、Yちゃん(後輩)に電話をかけ、その後再びMロウさんにも電話をかけるつもりでいたので、とにかく早く話を切り上げたいと思い始めていた。その時

店長:
「わかった。教えてくれないなら警察に捜索願を出しに行く。」

私:
「わかりました。では、私からN君に何とか連絡をつけてみます。それから、そちらに連絡を入れますから、部屋で大人しく待っていて下さい。」

店長:
「それじゃ~だめ。それなら直接私が電話する。それが出来ないなら、今から警察に行きます。」 

と言って、つかつかと歩き始めた。
もちろん、警察署の在るほうにだ。

私:
「そんなことするなら、今から私も後輩M君のことが心配だからN君に電話するけど、そこで話したことは一切あなたにお話ししませんよ!それでいいなら、警察にでもどこにでも行って下さい。」

店長:
「ごめんなさい。N君に連絡をとって下さい。それで、Mちゃんのことを教えて下さい。」

ここに来て、やっと私の方が少し優位に立ったようだ。今までは完全に店長さんの物すごい形相と、勢いにおされ気味だった。
これで、一旦、店長さんを彼女の部屋に返し、私もこの場から去ることが出来ると、少し安堵した。

私:
「では、これから連絡をとりに行ってきます。でも、私も今から他の用事で何人かの人に連絡を取らなければいけません。それが終わってから連絡をとってみますから、時間がかかるので、とにかく、いったん部屋に戻って落ち着いて下さい。1時間半後には、こちらから連絡をします。」

これでやっと、店長さんを私のマンションの前から去らすことが出来た。
膨大な疲れを感じながら、エレベーターに乗り、部屋に帰ってくるとそこに電話が!
プルル、プルル、プルル~
あ~、M君からだ。

M君:
「Fさん、今、大丈夫ですか?」

う~ん、M君、君は”今電話していていいですか”の意味で言っているのでしょうが、僕にはそうとれません。僕の方の意味として、全然大丈夫じゃないです。

私:
「M....。店長いきなり来たよ~。もう、錯乱してて大変!!何とかならんのか??」

M君:
「来ました~!?」

私:
「もう、インターホン連打や。一瞬無視したろ~か思ったけど、何十回も鳴らされたらそうもいかんくて、出ていって話してきた。」

M君:
「いいですか、Fさん。絶対何にも話したらダメです。何も知らないとだけ言いとおして下さい。それで、いつでも蹴り倒すぐらいの気持ちを持って臨んで下さい。」

私:
「おまえな~、メチャメチャ大変やってんぞ~!!」

M君:
「だから、前から言ってたじゃ~ないですか。彼女は、僕らが言ってたレベルじゃなくって、精神的に、ホンマもんの指三本の怪物なんですって!!マジでおかしいんですから。」

私:
「そのことは今さっき、身をもって解った。ッデ、お前、どうやって帰ってるの?」

ここで、重要人物登場。

笹原君:
「いや~、後輩Mの夜逃げ手伝ってるネン。....(略、ここからは笹原君の文書の中で書かれていることの説明を受けた。)」

こいつら、意気揚々としやがって、そら楽しいわな~夜逃げしているほうは。こっちで錯乱した人に対応する身になってみろ。すごい大変やネンぞ~。

私:
「M。店長とこういうことになったんやけど。」

と、上に起こったこと、その結末を彼らに話した。

私:
「ということで、N君に連絡したけど連絡がつかなくて、留守電にだけ入れたことにして、彼からの連絡待ちと言うことにしておく。後輩Mか、後輩Nから連絡があれば店長さんに知らせるし、無ければ何も解らないと説明しておくから。」

M君:
「とにかく、Fさん。僕の実家の住所と電話番号だけは絶対に言わないで下さい。」

これで、彼との電話を終わり、店長さんに電話して以上の内容の話で電話をあっさり切ることが出来た。


その後どうなっているかは、M君の投稿したものを見れば皆さんも御解りになっていることでしょう。
(M君はこの後、「朝から晩まで3時間置きに電話がかかってくる~」と半泣きで掲示板に書きこんだ。)


これにて、実録・夜逃げ屋本舗:番外編(旅立たれた者...)を終了させていただきます。